会津若松市

1000本の桜が咲き誇る!鶴ヶ城の桜を楽しむ3つの方法

桜の名所として名高い会津若松市のシンボル 鶴ヶ城ですが、意外と長く桜を楽しむことができるのはご存知でしょうか?

ここでは、鶴ヶ城の桜を120%楽しむための3つの方法をお伝えします。

鶴ヶ城の桜

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鶴ヶ城には、敷地内に約1000本もの桜があると言われています。
ソメイヨシノだけでなく、枝垂桜や八重桜など様々な品種があり、時期をずらして咲くので、比較的長く桜が楽しめるのも人気の理由です。

鶴ヶ城の桜の見ごろは、例年4月中旬から4月下旬。
郡山や福島よりも1週間ほど遅いと言われています。

鶴ヶ城の桜の楽しみ方

鶴ヶ城の桜を120%楽しみたいのであれば、ただ散策しながら桜を眺めるのはおすすめしません。
ここでは、鶴ヶ城の桜を120%楽しむ3つの方法をお伝えします。

1.桜前線を追いかけよ!

鶴ヶ城の桜は、時期をずらして咲きます。
最も早く開花するのは、福島県立博物館横の「彼岸桜」です。この桜は、会津藩祖 保科正之こうのご縁で高遠市からやってきた桜で、ソメイヨシノよりも早く開花します。
また、花の色も少し赤みが強いのが特徴です。
咲いているときはもちろん、散った後もあたり一面がピンクのじゅうたんに覆われたようになり美しいですよ。

この彼岸桜の開花から3日ほど遅れて、今度は鶴ヶ城の堀沿いの桜が開花し始めます。
石垣に光が反射するため、お堀沿いも少し早めです。

それから徐々に桜前線は本丸内へと進み、帯廓の桜が咲くころには、鶴ヶ城全体の桜が咲きそろい、それは見事な景色になります。

2.高いところから見下ろせ!

鶴ヶ城の桜は、散策しながら楽しむだけではありません。
ぜひ、天守閣へ登ってみてください。
桜の時期は非常に混雑しますが、天守閣再上層の展望台から望む桜も見事です。
足元に広がる桜色のじゅうたんは、一度見たら忘れられなくなりますよ。

また、鶴ヶ城内には「鶴ヶ城稲荷神社」や「櫓跡」など石垣の上に登れるポイントもあります。
天守閣に登るのが難しい場合は、こちらに登って上から眺めるのもおすすめです。

散策しながら眺めるのとはまた違った美しさがあります。

3.時間ごとの表情を見よ!

鶴ヶ城公園内は、朝から夜まで出入り自由です。
せっかくなので、朝少しだけ早く起きて、散歩に行ってみてはいかがでしょうか。
朝の清々しい空気の中で見る桜は、日中に見る桜とは少し表情が違います。

また、夕暮れ時の桜も見事です。
日没からはライトアップが始まりますが、その直前の夕暮れ時の桜は、白さが際立ちより儚げな印象があります。

日中だけでなく、朝や日暮れ時など、時間によって移り変わる桜の表情もぜひ見ていただきたいポイントです。

鶴ヶ城の桜を見るならどこがオススメ?

では、鶴ヶ城の中で桜を見るおすすめスポットもご紹介しましょう。

1.廊下橋

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鶴ヶ城本丸と二の丸を結ぶ赤い橋……「廊下橋」から見る桜は、お堀の緑とのコントラストが抜群です。
石垣に光が反射するため、少し開花が早く、一足先に見事な桜を楽しむことができます。
廊下橋から写真を撮るなら、夜がおすすめ。お堀の水面に桜が映り込み、幻想的な風景が撮影できます。

2.鶴ヶ城観光案内所前

鶴ヶ城の観光案内所・売店前は、天守閣と桜を1枚に収めることができる絶好のスポットです。
斜めのアングルで撮影するときれいに収まります。
ただし、非常に人が多い場所なので、映り込み無く写真を撮るのは至難の業です。

3.黒鉄門から覗く帯廓

鶴ヶ城の表門「黒鉄門」を抜けると、花見のメッカ「帯廓(おびくるわ)」です。日中から夜遅くまで多くの人が花見をしています。
帯廓を散策して花を愛でるのも良いですが、せっかくなので黒鉄門から帯廓をのぞいてみましょう。
門の黒いフレームの中いっぱいの桜は実に見事です。

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花見をするなら鶴ヶ城へ

鶴ヶ城は、敷地内の桜が時期をずらして咲くことから、少し長く桜が楽しめる場所です。
ぜひ一度足を運んで、花見を楽しんでみてください。

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