福島県は、全国でも指折りの果物が美味しい県です。
春のいちご、夏の桃、秋のりんご、冬の柿など、一年を通じて美味しい果物を味わうことができます。
そんな福島県の魅力を存分に感じることができる列車が運行されていることはご存知ですか？
それは
「フルーティアふくしま」。
です。
レトロモダンなカフェ風の列車で、車内ではこの「フルーティアふくしま」のためだけに開発されたオリジナルスイーツをいただくことができるのです。
郡山駅から会津若松駅まで約１時間の旅ですが、たまにはカフェ列車で優雅な旅をしてみませんか？
フルーティアふくしまのご紹介
郡山駅と会津若松駅を結ぶ磐越西線！
その快速に連結された、赤と黒が基調のちょっと特別な車両がこの車両は、「走るカフェ」こと「フルーティアふくしま」です。
郡山駅と会津若松駅の間週末やゴールデンウィークなどに１日2往復運行しています。
この「フルーティアふくしま」に乗るには事前の予約が必要。しかし、非常に人気で、早々に予約が埋まってしまうことも珍しくありません。
「フルーティアふくしま」は２両編成で、１号車はひろびろとしたカウンター、２号車はゆったりとくつろげるボックスシートになっており、思い思いの時間を過ごすことができます。
カウンターのある車両では、オリジナルグッズやお土産に最適なスイーツ、アルコールなどを販売しているので、旅の思い出にどうぞ。
特に「フルーティアふくしま」オリジナルグッズは乗車しないと買えないので、
鉄道好きは必見ですよ！
「フルーティアふくしま」の一番の目玉は、オリジナルのスイーツ。
福島県内でとれる旬のくだものを使ったタルトやケーキを、カフェ列車でゆったりといただくことができます。
この日のスイーツは、さくらんぼのタルトとさくらんぼをトッピングしたショートケーキ。
さくらんぼの甘さを引き立てるように、タルトもケーキも甘さは控えめになっています。
これらのスイーツは、郡山市に本店があるフルーツタルト専門店「フルーツピークス」の監修。
「フルーツピークス」は、郡山でも老舗の果物店が経営しているお店なので、果物の旬はもちろん、果物のおいしさを引き出す方法も熟知しています。
郡山駅にもお店がありますが、「フルーティアふくしま」で食べられるスイーツは販売されていません。
「フルーティアふくしま」で味わえるのは、オリジナルスイーツだけではありません。
なんと、果汁100%の桃ジュースも味わうことができます。
福島県は、全国屈指の桃の産地です。
主力品種は「あかつき」で、その濃密な甘さの虜になる人が後を絶ちません。
その桃をぎゅぎゅっと絞ったジュースが「福島 桃の恵み」。
まじりっけ無しの桃のおいしさは、市販のネクターなどとは全くの別物で、べたっとした甘さではなく、非常にさっぱりした甘さが特徴です。
「この桃ジュースを飲むと、ほかの桃ジュースが飲めなくなる」という人も少なくないほど。
冷たくして飲む「桃の恵み」は、格別のおいしさです。
磐越西線沿線からは、福島県のシンボル「磐梯山」がよく見えます。
郡山から会津若松に向かう際は、右手側に注目していてください。
春先の雪が残る磐梯山はもちろん、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を通じて福島県の雄大な自然を感じさせてくれます。
走る列車から写真を撮るのは至難の業ですが、チャレンジしてみてくださいね。
磐梯山を過ぎて、磐梯町、東長原と進んでくれば、会津若松はすぐそこ。
駅では駅員の皆さんが出迎えてくれます。
会津若松は、鶴ヶ城や飯盛山といった「戊辰戦争」の面影が今も色濃く残る街。街のあちらこちらに歴史スポットが点在しています。
「フルーティアふくしま」に乗って、今も歴史が息づく街 会津若松を訪れてみませんか？
フルーティアふくしまの利用金と予約状況はこちら
フルーティアふくしまの料金と予約方法は?
フルーティアふくしまの料金や運行状況は下記の通りです。
予約の方法についておあわせてご紹介します。
フルーティアふくしまの乗車料金
全ての座席がスイーツ付きの旅行商品の料金になり、
郡山〜会津若松の片道プランが4000円台
からになります。
フルーティアふくしまの運行スケジュール
※1017年4月時点の運行スケジュールです。
郡山発と会津若松発で1日2本の運行です。
- 郡山発：10時44分
- 会津若松発：14時14分
- 郡山発：15時45分
- 会津若松発：17時10分
になります。
フルーティアふくしまの予約方法と予約状況
フルーティアふくしまの予約は、
- びゅう窓口
- びゅう予約センター東北（0570-04-8950）
- みどりの窓口
で出来ます。
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