「そば」と聞くと引っ越しなどのお祝い事にも食べる料理というイメージがあり、
「さまざまな場面に適応できてかつ手軽に作って食べることができる料理」
というイメージが強いかもしれません。
しかし、素材にこだわっているお店が提供するものを見ると、本来は高級路線な料理ではないかと最近考えるようになりました。
つい先日、以前の職場で一緒だった元同僚と高級料理店に行きましたが、その席で彼が千円単位もするそばを頼んでいるのを見て、値段相応のこだわりを強く持ったそば専門店がもし近くにあるなら行きたいと思い始めていたからです。
そんな時に、たまたま麺パスポートで知った行人沢そばは、そんな自分の欲求を満たしてくれると判断したのでつい先日ですが足を運んできました。
行人沢そばの案内
国道49号線を南に走行していき、三栄水栓製作所 郡山営業所が見えてきたら、そこから左折して裏路地に入っていくと茶色を基調とした外観の本店が見えてきます。
近くには創流会朝日病院などがありますが、全体的にマンションや自宅などに囲まれているため少し迷う可能性もあります。
よって、最初のうちはカーナビの音声ガイダンスに従って行くことをおすすめします。
なお、外観から想像できるかもしれませんが、元々は寿司屋の店舗から現在の姿へと変化しています。
行人沢そばのメニュー
- メニュー:鴨せいろ 1,200円
- メニュー:天ぷらせいろ 1,400円
- メニュー:しゃもせいろ 1,200円
今回注文したのは、
鴨せいろ
駅前の立ち食いそばなど違い、しっかりとした盛り付け具合とつゆが出てきました。
思わずそばの匂いを嗅いでみたところ「癖のある匂いは全くなく香ばしい!」という印象を持ちました。
それもそのはず、そば粉は全て他県からの取り寄せして、同店の厨房で作った上で提供しているからです。
そばは品質管理が命と言ってもいいくらい、温度や湿度などの環境に大きく左右される素材ですが、その課題をクリアしてお客さんのテーブルまで提供されていると感じました。
もちろん、つゆに関しても、自家製のダシに加えて鴨肉が入り混じったことで絶品の味に仕上がっていました。
「やっぱり普段自宅や駅前で食べているような味とは違う!」
という気持ちになりました。
また、鴨肉に限らず動物の肉は「運動をたくさんしているものほど筋肉が増して旨味が増す」と言われています。
そのため、自然豊かな環境で育まれていたことを容易に想像させてくれたので、食べ終わった後に思わず心の中で感謝をしました。
総評をすると、
「自然豊かな環境で育った鴨肉の味と自家製にこだわった素材で構成されたそばを一度の機会で食べられる」
でした!
そばに限らず、本物志向の料理を求めるならそれなりのリサーチと現地に赴くなどの努力が必要になります。
今回のメニューは、その苦労が実り冒頭に述べた欲求を見事に満たしてくれたことを実感できたので、皆さんもぜひ一度召し上がってください!
行人沢そばの駐車場
駐車場について
4台収容できますが、駐車場が道路に面していることもあって狭いため駐車時および発車時は十分に注意してください。
行人沢そばの詳細
- 店名:行人沢(ぎょうにんざわ)そば
- 住所:〒963-8025 福島県郡山市桑野2-29-16
- 電話番号:024-983-0866
- 営業日:11:00~15:00(ただし売切れ次第終了)、17:30~21:00(ただし売切れ次第終了) 日曜日営業
- 定休日:毎週月曜日
- 駐車場:あり(4台)
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